オレンジ

ミカン科の果皮から圧搾して抽出した柑橘系の香りの精油は
日本人にはなじみがあって、とても人気がある香りです。

オレンジ・スィート、オレンジ―・ビター、マンダリン、ベルガモット
グレープフルーツ、レモン。

その中でもオレンジ・スィート、オレンジ・ビター、マンダリンは
どう違うの?

と、アロマ初心者さんからよく、ご質問を受けます。

今回はこの3種類のミカン科の植物と精油の香りと作用の違いを
ご紹介します。

オレンジ・スィート、オレンジ・ビター、マンダリンの植物の違い

オレンジにはたくさんの種類があり、食べるときも
精油を使うときも、その元となる植物がどんな特徴があるのか
意外と知らなかったりしませんか?

どんな植物なのかを知ると、味や香りがより
味い深くなることと思います。

オレンジ・スィートの木

オレンジ・スイート

世界共通の植物学名は「Citrus sinensis

普通オレンジ(バレンシアオレンジ)、ネーブルオレンジ、
ブラッドオレンジなど私達がよく食する多くのオレンジは
スィート・オレンジの種類です。

和名はアマダイダイ(甘橙)。

オレンジ・スィートの木は常緑樹で樹高は
ビター・オレンジに比べると小さく、堅く
トゲは少なく、果実は一般的には小さい。
オレンジ・ビターに比べると耐寒性が劣ります。

果実の味は果肉が甘く、袋にも苦みがありません。

原産地はインド・アッサムからヒマラヤを越え
西北から揚子江沿岸に広まったと言われています。

16世紀初頭、中国からヨーロッパへ伝わり、現在の地中海沿岸の
オレンジの栽培の基礎となりました。

日本でも静岡から九州・沖縄で見られます。

オレンジ・ビターの木

オレンジ・ビター

世界共通の植物学名は「Citrus aurantium

和名はダイダイ(橙)

スィート種に比べれば、長くてさほど鋭くないトゲがあり
芳香の強い香りを持つ花(ネロリ)をつける無毛の常緑樹で
10m以上になる木もあります。

果実の味は果肉も皮も非常に苦くて、すっぱい。

他の柑橘系の樹木より植物病害に対して、抵抗力があるので
抵抗力にない他の柑橘系の接ぎ木用として使用されます。

原産はスイートと同じ、インド・アッサム。
現在はギニア、南ヨーロッパ、ブラジル、西インド諸島などです。

日本では伊豆諸島や和歌山県などが主産地です。

マンダリンの木

マンダリン

世界共通の植物学名は「Citrus reticulate

温州みかんやタンジェリンと同じグループに属します。

私達が冬に食べるミカンはマンダリンの分類です。

常緑樹の高さ1.5~2.5mの低木です。
木部は堅く、頑丈なトゲがある丈夫な木です。

他のカンキツ類より耐寒性に優れていますが、霜害を受けやすいです。

果実の特徴は果肉がはがれやすく、欧米ではeasy peelers’や
lose-skinned citrus’と呼ばれたこともあったそうです。

果実の大きさはスィートに比べると小さいです。

味は適当な酸味と芳醇なフレーバーが特徴です。

原産はインドまたは中国と言われており、中近東を経て
地中海、アメリカへと広がってきたと言われています。

主産地は地中海地方と北アフリカでしたが最近は
南アフリカやアルゼンチンなどでも栽培されています。

亜熱帯~温帯および地中海性気候の地域に広く分布しています。

精油の作用について

精油の作用は香りを嗅ぐことによる芳香作用
皮膚塗布することによる成分的な薬理作用があります。

※香りの作用はそれぞれの好みがあるので個人差があり、絶対的な
ものではありません。

この2つのアプローチによる作用が総合して、働くので
影響の仕方は一様ではなく、個人差があります。

オレンジスィートの香りと作用

オレンジ・スイートは爽やと甘さがあるオレンジの香り
果物のネーブルオレンジをむいたときにかおる香りを
イメージして頂けると分かりかすいと思います。

筆者の意見としては、3つの中では一番癖が少なく、万人受けする
受け入れやすい香り。

香りの作用は優しく癒されますのでリラックス作用があります。

オレンジ・ビターの香りと作用

スィートよりも甘さが抑えられた苦みのあるオレンジの香りです。

筆者の意見としては、3つの中では一番、大人な香り。

香りの作用は不安を落ち着かせ、リラックス作用があります。

マンダリンの香りと作用

日本のみかんに近い香り。
オレンジ・スィートよりも少し、苦み感があり、香りで少し、癖がある。

筆者の意見では、こたつでミカンを食べた、昔を思い出して
心暖かくなる、郷愁感を感じる香り。

香りの作用は緊張をほどきリラックス作用があります。

オレンジ・スィートの成分と作用

主成分は「モノテルペン炭化水素類」「リモネン」が90%以上
含まれています。

ルームスプレーなどにして噴霧すれば
「空気清浄作用」、植物油などに希釈して皮膚に塗布すれば
むくみ緩和デトックス便秘二日酔い緩和などの作用があります。

オレンジ・ビターの成分と作用

オレンジ・スィートと主成分も作用もほとんど同じです。

マンダリンの成分と作用

主成分は「モノテルペン炭化水素類」が90%以上
d-リモネン」「γ-テルピネン」「アントラニル酸ジメチル」

ルームスプレーなどにして噴霧すれば
「空気清浄作用」、植物油などに希釈して皮膚に塗布すれば
むくみ緩和デトックス便秘二日酔い緩和
そして、「強力な抗不安作用」があります。

禁忌・注意事項

ミカン科の果皮を圧搾してとった精油は皮膚の刺激がありますので
皮膚塗布する場合は必ず、植物油などに希釈して使用しましょう。

また、塗布した後に直射日光に当たると、皮膚トラブルが起きる
可能性があるので、「オレンジ・ビター」は特に塗布した後、4~5時間は
直射日光にあたらないようにしてください。

まとめ

精油を選ぶ際のポイントはできれば、実際にショップなどに行かれ
香りをかいでピンとくる好きな香りを選べれるのが一番お勧めです。

ですが、お近くにショップがなく、手に入れたい場合は
「オレンジ・スィート」の香りが一番、癖が少なく、無難です。

チョコレートはビターが好き!な大人な感覚が好きな方は
ちょっと苦みがあるの「オレンジ・ビター」が良いかもしれません。
ただし、皮膚塗布の場合は光毒性に注意です。

庶民的で親し似やすく、安心する香りが好きそうな方は「マンダリン」
がよいかもしれません。

香りの作用はどれも、リラックス作用がありますが、「マンダリン」は
特に成分的にも「不安を抑えてくれる」働きがあるので、緊張しやすい方
などは、こちらにチャレンジして見られるのもよいかもしれません。

<参考図書>
ナードジャパン会報誌 ケモタイプアロマテラピー 48号、71号
NARDケモタイプ精油辞典
NARD JAPAN アロマニュース

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