アロマ資格と化学の不安について
アロマアドバイザー資格取得講座の説明会で、よく頂くご質問ナンバーワンは
「私、化学が苦手なのですが、大丈夫でしょうか?」
その応えは「はい。大丈夫です。」
私自身も文系出身で、化学がとても苦手でした。だからこそ、化学が苦手な方にも分かりやすくお伝えする工夫をしてきました。
アロマテラピーの化学はとてもシンプルで、それほど難しくありません。
理系の方でなくても理解できますので、どうぞご安心ください。
精油の成分はC・H・Oでできている?
精油の成分(芳香分子)は、基本的には「C(炭素)」「H(水素)」「O(酸素)」の3つの原子で構成されています。
この3つをおさえて頂ければ、アロマテラピーの化学はスッと理解できます。
「水=H₂O」といった化学式をご存知の方なら、無理なく理解できる内容です。
なぜアロマで化学を学ぶの?
では、なぜナード協会のアロマテラピー資格取得講座では、初歩段階のアドバイザーコースでも「化学」を学ぶのでしょうか?
その理由のひとつが──
精油をブレンドするときに、香りの持続時間を予測できるようになるからです。
もう少し具体的にお話ししますね。
原子と分子のお話
「C(炭素)」「H(水素)」「O(酸素)」は「原子」と呼ばれます。
そして、原子が2つ以上結合したものが「分子」です。
精油の中に含まれる成分は、すべて「分子(芳香分子)」として存在しています。
この分子には“重さ”があります。
分子の重さが香りの持続時間に関係する
一般的に軽いものは浮かびやすく、重いものは沈みやすい──これは想像しやすいですよね?
分子が軽いと、空気中に浮かびやすいため、香りとしても揮発しやすい=香りがすぐに飛んでしまうということになります。
つまり、香りの持続時間が短くなります。
逆に、分子が重いと沈みやすく、香りが空気中にとどまりやすいため、香りの持続時間が長くなるのです。
成分を知ることで“丸暗記”から自由になる
たとえば、
「この精油はトップノート(香りが短時間で飛ぶ)」
「この精油はベースノート(長く香りが残る)」
と丸暗記するよりも、
成分の分子量を理解しておけば、
「この精油には軽い成分が多いから、香りが早く飛ぶ」
「重たい成分が多いから、香りが残る」
と予測ができるようになります。
ブレンドの楽しさと応用力が高まる
なぜ香りがすぐ飛ぶのか?
なぜ長く残るのか?──
こうしたことが理解できると、応用力が高まり、ブレンドの幅も広がります。
香りの持続時間は、数種類の精油をブレンドするときにとても重要な視点です。
揮発速度を考えてブレンドすれば、時間の経過とともに香りが変化していく「香りのグラデーション」も楽しめます。
難しそうでも、大丈夫
いかがでしたか?
化学が苦手なあなたにも、少しイメージがつかめたのではないでしょうか。
もし「やっぱりちょっと難しいかも…」と思われた場合も、あなたの理解度に合わせて、さらにかみ砕いて丁寧にお伝えいたしますので、どうぞご安心ください。
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